参考資料:必要なときに読む、原典に沿った日本語訳です。歴史やサービス名は原典の時点を示します。追加説明は「補足」として区別します。

この参考資料の使い方:初めて使う段階では、まず後半の「作品とマニュアルのライセンスは別」を読むと整理しやすくなります。Blender本体の利用、改変したソフトの配布、自分で作った画像は区別して読みます。

フリーソフトウェアとGPLについて

「フリーソフトウェア」と聞くと、まず「無料」を思い浮かべるかもしれません。多くの場合、無料でもあります。しかし、フリーソフトウェア財団(GNUプロジェクトを始め、GNU General Public Licenseを作った組織)が使う「フリー」は、値段ではなく自由を意味します。

この意味でのフリーソフトウェアとは、自由に利用・複製・修正・再配布できるソフトウェアです。1台のコンピューターだけでの利用に限定され、複製できず、ソースコードも見られない多くの商用ソフトウェアとは対照的です。フリーソフトウェアは利用者に大きな自由を与えます。また、ソースコードを誰でも確認できるため、不具合が発見され、修正される可能性も高まります。

あるプログラムにGNU General Public License(GPL)が適用されている場合、次の権利があります。

  • あらゆる目的で、そのプログラムを利用する権利。
  • ソースコードにアクセスし、プログラムを修正する権利。
  • プログラムを複製し、再配布する権利。
  • プログラムを改善し、独自のバージョンとして公開する権利。

これらの権利と引き換えに、GPLのプログラムを配布するときには責任も伴います。これは、自分と他者の自由を守るために定められています。

  • 配布するプログラムにGPLの写しを添え、利用者がライセンスによって与えられる権利を認識できるようにすること。
  • 配布物にソースコードを含めるか、ソースコードを自由に取得できるようにすること。
  • コードを修正したバージョンを配布する場合、自分の変更部分もGPL、またはGPLと互換性のあるライセンスで利用できるようにすること。
  • GPLが定める範囲を超えて、配布するプログラムのライセンスを制限しないこと。GPLのプログラムを、利用者の自由を制限する独占的な製品に変えることはできません。

詳細は、GNUプロジェクトのウェブサイトをご覧ください。

原典の注釈:GPLはBlenderアプリケーションに適用され、Blenderで作成した成果物には適用されません。詳しくはBlenderのライセンスを参照してください。

出典と利用条件

この記事で参照したマニュアルの項目:

原著:Blender Documentation Team、Blender 5.2 Manual。底本はBlender 5.2 LTS ManualのEPUB版です。ファイル内の発行日時メタデータは2026年10月19日で、記事の検証日とは別です。原典のライセンス表示に従い、裏庭(Uraniwa)が翻訳・要約・再構成・説明の補足を行いました。この記事の本文・補足・独自の図解と作例画像はCC BY-SA 4.0で公開します。Blender公式による記事・推奨を示すものではありません。原典で適用対象外とされるロゴ・商標・アイコン・ソースコード・Pythonスクリプトなどには、この許諾は適用しません。